24歳秋、ビールと妖精を求めて初海外へ (1)ヘルシンキ空港疾走編

2016-10-11

PA111012.jpg


今更ながら二年前の海外旅行について記しておく。

いつか丁寧に書こうと、大切にしまっておいたら二年が経っていた。
秋の夜長に思い出に耽るのもいいんじゃない。

≪うろ覚え行程≫ ※書き終わったら目次らしく修正します。

1日目 ・・・ 成田→ヘルシンキ(乗継)→ミュンヘン
2〜3日目 ・・・ ミュンヘン
4日目 ・・・ ミュンヘン→ヘルシンキ
5日目 ・・・ ヘルシンキ
6日目 ・・・ ヘルシンキ→成田


今回は1日目前編。
成田空港を出発し、ヘルシンキ ヴァンター空港に着くまで。
初日なので写真は少ないものの、いろんなことがあって長文。
初めて経験したことはなるべく青臭いまま残しておきたい。よね!

それでは秋の夜長にお付き合いください。




人生初の海外旅行 ひとり旅



2014年10月10日、日本時間で11時。
機体は成田の地を離れる。

PA100001.JPG


観光、というよりは「初海外一人旅」に意義がある旅行だったので、
お任せ度の高いツアーではなく、航空券+ホテルのみのプランに申し込んだ。
海外経験豊富な先輩は身近にいたけど、あえて相談はせず自分でやりたかった。
職場で訊かれた時は「直行便のツアーでパリに行くので大丈夫」と謎の嘘をついていた。

手元のメールによると、申込みは9月29日。行き先(国)もこの時に決まった。
準備期間が短かく、予備知識もほとんどない。出発までは慌ただしかった。
パスポートは出発3日前くらいにようやく手にした。

まぁ何も準備万端でなくても、たいていの物は向こうで買えるし、
『地球の歩き方』だけ買って、移動中にスケジュールを考えればいいかなと。
この辺は「旅行なんてパンツさえ持って行けばOK」という母親に似たんだと思う。


飛行機が日本列島を離れていく時、私は窓際の席だったので、
外を眺めながらじんわりと感動していたのを覚えている。


生まれ育って24年間、ずっと日本から出たことがなかった。
本当に、海外に行くんだ。
ちょっとネットで申込んだだけで、私でも行けちゃうんだ。


その場に共有できる人はいないから、心の中でじっくりと噛み締めた。
これも一人旅ならではの楽しみだと思う。

*機内は日本人が多かったが、私の隣は外国人男性だった。
 長旅の間、お手洗いに行くため横切る時の"Sorry."と、
 彼が落とした物を拾うタイミングでテーブルを出して頭にぶつけてしまった時の
 「そ、そーりー!(汗)」くらいしか話していない。無口だが良い人だった。



ヘルシンキ ヴァンター空港を全力疾走する



初日の宿泊先はミュンヘンだが、直通便がなかったのでヘルシンキで乗り継ぐ。
空港に着陸する直前、窓から見える景色にまた感動する。
どんよりとした寒空の下、おとぎ話みたいな針葉樹が並んでいた。
今にも野生のムーミンが出てきそうな雰囲気だった。

手元のメールによると、現地時間15時20分にヘルシンキ ヴァンター空港に到着。
ミュンヘン行きの飛行機は16時15分出発予定だった。

PA100003.JPG


ここでやらかしたのが、成田空港で手荷物検査の後のロビーで買ったカルピスを
鞄に入れたままだったのをすっかり忘れていたこと。
案の定、手荷物検査で引っかかり、カルピスを持った赤毛のお姉さんから
「これはアカン」とジェスチャーで軽く窘められた。ここで結構な時間をくった。

続いて出国審査。
ここがもう、予想以上の大行列だった。しかも全然列が進まない。
間に合うか?ハラハラしながら最後尾に並んでいると、

「ミュンヘン行きに搭乗予定の○○様、×番ゲートまでお越しください」※日本語

……名前を呼ばれてしまった。
焦りメーターは急上昇。お腹の下のあたりがキューっとなる。
駄目元で列の前方に並ぶ日本人の老夫婦に、割り込ませてもらえないか訊いてみた。

「ハァ?何言ってんだよ、ダメだダメだ!後ろ並べ」

で、ですよね〜。って、いやいや!ここで引き下がってどうする!
図々しくも老夫婦のちょっと前にいた日本人女性に声を掛けてみた。

「え、16時15分に出発?もうすぐじゃないですか!どうぞ」

あの時のおばさん、本当にありがとう。二年越しの感謝。
無事ミルコ・クロコップ似のお兄さんにパスポートへハンコを押してもらい、
さてゲートへと思ったが、この時点でもう5分前とかだったと思う。

泣きそうになりながら、免税店を横目に空港内を疾走した。
幸いにして北欧デザイン全開の空港は非常にわかりやすく、迷うことはなかった。
走っている間も自分の前を呼ぶアナウンスが聞こえた。何をしているんだ私は。


結果、間に合った。良かった。走った甲斐があった。

ミュンヘン行きの飛行機はほぼ外国人しかいなかった。
息を切らして機内に駆け込むと、その視線を一身に感じた。
非常に気まずく、ミュンヘンまでの約3時間は狸寝入りでやり過ごした。

*初日にこれをやったおかげで、その後の旅路も日本にいる時に比べて
 大胆かつ図々しくいられたように思う。今となっては可愛らしい思い出。
 (二度と同じ目には遭いたくないが)



今回の教訓



 「手荷物検査の前に、飲み物(液体)は捨てろ」
 「乗り継ぎはそこまで大変ではないが、最低一時間以上は必要」
 「『日本人だから親切』と思ってはいけない。
  『その人』が親切かどうかを見極めよ」


当たり前すぎることを身をもって学ぶ。
恐らく誰かと一緒の旅だったらここまでの失敗はなかった。
でもきっと、得たものは大きいはず。…はず。


こんな感じで次回は、ミュンヘン到着〜ホテルでウキウキ編をお届け。
↑コレがこの旅一番のトラブルなので、次から楽しげになる。…はず!


posted by aida at 22:22 | Comment(0) | 海外旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: